【歯科助手さん向け徹底解説】ジルコニアとセラミックの違いとは？

悩む人

自費をオススメしたいのに違いを上手く伝えられない・・・

悩む人

ジルコニアとセラミックって何が違うの？って患者さんに聞かれるけど、うまく答えられない・・・

そんな悩みをこの記事で解決します。さらに、もっと詳しくなることで患者さんに喜ばれ、自費率も上がることであなたの業績が評価されて給料も上がっていく内容です（笑）

結論から言うと、ジルコニアとセラミック（e.max）の違いとは以下のとおりです

いまいちよくわからない人もここから詳しく説明していきますね。

ジルコニアって何ですか？

ここでは、ジルコニアとは何なのか？を簡単に説明していきます。ジルコニアは、その強さと耐久性から「人工ダイヤモンド」とも呼ばれる素材です。つまり・・・めちゃめちゃ硬いってことです。傷もつきにくいので、プラークの付着も最小限に抑えることができ、現状の歯科素材の中では、総合的に見て最優秀賞受賞といったものになります。

身近なものに例えると、人工ダイヤモンドの他にもセラミックナイフなどにも使われていますよ。

セラミック（e.max）って何ですか？

セラミック（医院によって呼び名が違うのでここではe.maxとします）は簡単に言うとガラスの仲間になります。しかし歯科用に強度が高く作られた強化ガラスだと思ってもらえればイメージしやすいと思います

つまり、透き通るような程よい透明感を持ちつつも強度もある、見た目と硬さを兼ね備えた素材なのです。

しかしながら、その強度はジルコニアよりも低く衝撃に弱い性質があります。そこはガラスの性質を引き継いでいるんですよね

ジルコニアとセラミックは使い分けるのがベスト

ジルコニアとセラミックは、それぞれに良い点と注意点があります。費用、見た目、強さ、寿命などの観点から比較すると、ジルコニアは強さと耐久性に優れ、セラミックは自然な見た目と美しさに優れています。また、前歯と奥歯での適用性も異なり、ジルコニアは強い力がかかる奥歯に、セラミックは美しさが求められる前歯から小臼歯によく使われています。

ジルコニアとセラミックは注意を守って適切な選択を

ジルコニアとセラミック（e.max）の素材について簡単に説明してきました。少しでも臨床現場のお役に立てば嬉しいです

改めてまとめます

現在、ジルコニアは耐久性の観点から、素材単体で使用するフルジルコニアというマテリアルで使われることが主流となってきました。

患者さんのお口の中に合った素材を見つけて患者も医院も嬉しい結果にしていきましょう！

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ハイム

歯科 ✕ マーケティングの
ハイブリッド技工士

長年、歯科技工所に勤務しながら、現場責任者、人事、財務、労務、営業全てに関わり、特に人材育成指導には18年の経験から150名以上の部下を育て、辞められ、懲りずに育てる。
単独企画・運営の医院スタッフセミナーは、前年対比で平均60％売上アップの実績を持つキャリア20年超えコミュ力そこそこのベテラン歯科技工士。
現在、院内技工士に転身し、医院の現場を学びながら、売上・収入アップの術を発信中！
技工よりもマーケティング戦略と人財教育好き